愚図の大いそがし
リンク: 愚図の大いそがし 山本夏彦の本.
山本夏彦翁の著作に「愚図の大いそがし」というのがある。翁が自分のことも揶揄しているのだろう。「私が探すといつも無い」といった翁の言葉の類と思っていた。
ふと気が付いたのだが、これは「魯迅」を翁の言葉で言い換えたのではないかと…。
翁が魯迅を再三引用しているのは、夏彦ファンなら知っていると思うが、「魏晋の気風および文章と薬および酒の関係」や「魯迅のペンネームがツルゲーネフの浮き草のルージンから来ているのではないか」など。確かに、魯迅と夏彦翁はどこか通じるところが有る。夏彦翁が、魯迅をよく読んでいることは間違いないだろう。
魯迅のペンネームが「浮き草」のルージンから来ていると決まっているわけではない(有力な説らしいが…)。他の有力な説として、魯はのろま、迅は速いという意味魯迅Q&Aがある。まさに「愚図の大いそがしい」である。


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