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November 06, 2018

二人の太祖-完顔阿骨打と李成桂

女真人も多くいた咸鏡道出身の李成桂(朝鮮太祖)は14世紀の人で、当然、完顔阿骨打(金太祖)よりあとの人だから、当然アグダの事跡はよく知っていただけでなく、意識していたことは当然なんですが、やはり『龍飛御天歌』には、金太祖のことが出てきますね。

気になるのは、前にも書きましたけど、
「弓を持っていた青年アグダが遼の使節に命じられて、立て続けに3つの矢で鳥3羽をしとめる話」
これに対応してやはり「李成桂にも3本の矢で、3羽の鳥を立て続けにしとめる話」が出てきます。

当たり前ですが、李成桂の話は、金太祖の故事を踏まえていることは言うまでもありませんが、一方で、女真のことを「野人」だとか「狄人」だとか、言ってますが、金太祖は別格なんでしょうね。

さらに、鷹を求めるものは、神速、俊敏さを得る(今、原文を見ていませんので、適当です)話の主語は「北人」です。

李成桂のお里がつい知られてしまうような気がします。

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