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May 2006

May 25, 2006

鵠、子生めり。

 松本城のお堀のコブハクチョウの繁殖が成功し、子供がいるらしい。これは吉祥である。
 慶事の前兆ではなかろうか…。早速宮内庁に報告したいところだが、もう何年も前からのようである。

 ハクチョウも長く飼っていると日本で繁殖することがあるのか。

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May 06, 2006

地雷原に住む人びと

 先日テレビでカンボジアの地雷を撤去する日本人のことが放送されていた。バックフォーを改造したような重機で地雷を除去していく。危険と隣り合わせだが、地元の人に感謝されているようだった。

 その中で、地雷原のまっただなかに住んでいる人たちがいた。
日本人レポーター「ここは地雷原だと知っていますか?地雷が危険なことを知っていますか」
現地の人「地雷が危険なことはよく知っています。でも私達はここ以外に住むところがないのです。」
レポーター「…(涙)」

 なんと申しましょうか。なんで移動できないのか。なにか事情がありそうだ。たぶん安全なところには、先住の人たちがいて入れてくれないのだろう…。

 自分自身も、気づいてみたら、なんで地雷原の中にいるのかということにならないように願って…

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May 01, 2006

ユダの福音書

リンク: ナショナル ジオグラフィック 日本版.

月曜日は歯医者の日だ。本来歯医者さんは憂鬱なのだが、私が通っている歯医者さんには、ナショナル ジオグラフィックがおいてある(日本版)。

すでに新聞でも報道されている「ユダの福音書」の記事が5月号に出るので、楽しみにして、行く。前後の待ち時間で、この記事は十分読めた。

結論からいうと、①古物商的な人が持ち込んだ資料であり、学術的な発掘資料ではない。②死海文書と異なり、出土地点も分からない。③四福音書以外のこうした文書の存在は古くから知られており、とくに内容的にもそれほど目新しくはなかった。

AMSなどを用いた年代測定やインクの成分分析なども行っており(これによって古い文書だという裏づけがあるらしいが)、このことについても単行本やテレビではあきらかにされるらしいが、やはり考古学的には「二級資料」といってよいのではないか(残念ながら)。

学術的にまったく意味がないというのではないが、あくまで参考資料だろう。

さて、どうしてこの手の記事が、忘れられた頃にセンセーショナルに報じられるというと、キリスト教国である欧米では「暗に現在のキリスト教の正当性を疑わせるような内容の本」がとても売れるのである。「ダヴィンチ・コード」や「2001年宇宙の旅」なんかもそうした路線である。

キリスト教の教義に詳しいわけではないが、かつて大学で習ったところによると、たとえ聖書主義とは言っても聖書だけが唯一のキリスト教の教義の根源ではなく、世界史でも習ったいわゆる「宗教会議」が重要である(カトリックだけでなく、プロテスタント教会もこの点はたしか一致しているはず。コプト教会やネストリウス派は別だが)

有名な三位一体説も実は聖書にははっきり書かれていない。「神と子と精霊と」という表現があるだけだ(これらが一体とは明言してはいない。否定もしていないが)

だから、ユダの福音書だろうが、マリアの福音書だろうが出てきても実は教会としては本質的には困らないのである。

そもそも、四福音書が存在し、それぞれ多少立場が異なることに大きな意味が有る。統一して無理やり一つの福音書を作ることもできたはずだが、しなかった。

話変わって、日本で似たネタというと「天皇」問題だと思うがどうでしょうか。

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