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February 15, 2006

ロシア語の翻訳のこつ

 最近読んでいた本に、ロシア語の論文で面白そうな内容のものがあったので、知人にお願いして手に入れてもらった。6ページの論文なので、自力で訳すように促されて挑戦…。
 ようやく1ページ目が一週間かかって終わりました。(単純に計算すると完訳まで2月半?)
 久しぶりのロシア語ということでとにかくほとんどの単語を辞書でひきまくる破目に…。格変化とかもみーんな忘れてしまったので、オレンジ色の憎いヤツ(日ソ学院様作成の文法虎の巻)大活躍です。
 それにしても、よくヨメさんがロシア語の翻訳をやっていると息苦しくなる?といっていた意味と理由がよくわかりました。私もなにせ息苦しくなる。その理由とは…。まず単語で意味を調べるとたくさん意味が書いてある。さらに品詞、性、格、数などを頭にいれて(動詞だったらさらに完了体だとか不完了体、時制だとか)、この単語が主語なのか述語なのかそれとも修飾語なのかを考えながら、次々調べて言って、一文を眺める。それにしてもロシア語の文章はながーい!のだ。それにまあ持って回った文章の多いこと…。漢文の簡潔さとエライ違いである。言葉の意味と属性を一文が終わるまで頭の中で並行して考えているので、つい息をするのを忘れてしまう。私の場合それで苦しくなる…。
 中国語や韓国語と基本的に違うのは、生格が修飾する場合後ろから前にかかることが多い。勿論日本語や中国語でも名詞を後ろから修飾することは無いわけではないが、このロシア語のようにえんえんと後ろから修飾するようなことは無いような気がする。これがまた私の頭の中の構造となかなかマッチしない。とりあえず、文章を適当に切って、途中まで訳しておくということができない。
 ところが、最近いっそ開き直っていくつかのコツを発見した。
 ①わからない単語は、一つの文章を訳す時まずちゃんと全部調べる。調べながら適当にやらない。
 ②簡単な単語もちゃんとチェック。前置詞や動詞がどういう格を要求しているかも要チェック。
 ③原形(辞書に載っている形)→活用(文章に出ている形)とノートにメモしたいところだが(韓国語は大体活用が頭に入っているからこれでいけるんだけど…、ロシア語は当分無理なので)、能動形副動詞や被動形動詞などを良く理解していない私としては、逆にして、文章に出ている単語そのものをまずちゃんと書き写して→主格、時制を現在などに復元?→辞書に載っている形を書いて、はじめて意味をちゃんと抑える(動詞の場合不完了体・完了体か確認する)。
 ④そういう基礎を固めた上で、どの単語は主語、述語、修飾語なのか、どの単語がどの単語にかかっているかを見極める。
 中国語、韓国語の翻訳に比べてとても面倒なようだが、これが確実。逆にしっかり格変化や構造がきれいにわかって意味が氷解したときの痛快さは、数学の方程式を解いたときのような快感です。
 ただ、発音がおかしいらしく、変なロシア語はやめてくれといわれるが、これを直す方法は今のところないなあ…

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