つくられた卑弥呼―〈女〉の創出と国家
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義江明子先生の話題作とのこと、早速購入して読んでみた。なるほどとうなづけるところが多い。現代人の感覚で、古代の首長や戦士を「男」と決め付けていないか…。
たしかに、考古学的な資料とくに古墳時代前期の首長に関しては女性がいたことはもっと着目してよいと思う。ただ、今までの古代史が男性中心史観とでもいうべきバイアスがかかっているとすれば、同じくらいのバイアスがあるような気がするのは、私が男性のせいなのか。
話は変わって、義江先生のオリジナルの説ではないらしいが、飯豊尊のイイトヨが、イイドヨ→フクロウの古名から来ている可能性を紹介されていた。仁徳天皇がオホササギ(ミソサザイ)であり、ササギとペアになっているのが「ズク」(みみずく)である。(詳しくは日本書紀参照)
フクロウの意味についてはよくわからないが、王者にふさわしい鳥と考えていたとしても不思議ではない。(中国では親を食べる不孝の鳥として忌み嫌われるらしい)
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