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April 04, 2005

歴史を安易に持ち出すと…

 政治ネタはあまりやらないほうが良いと思いつつも…。某大統領の大人気ないやり方には、一言日本の立場としていいたい。
 さて、韓国側としては、純粋国際法的な論議では不利であることは、おそらく百も承知でしょう。ですから「過去の歴史認識」とかなんだか、法的には訳がわからない「倫理」的な面を持ち出してくる。さらに近代国家のルールが東アジアで定着した以前のいろんな「古代の歴史的」証拠を持ち出してくるのでしょう。
 だったら、(あまりそういう風に歴史的文献を使うのは好ましくないが)、こちらは「日本書紀」「古事記」ほか古代の文献を総動員するのも効果的かもしれない。ただ、韓国の巷には、「記紀」の珍解釈本が満ち溢れているので、そうした反論があるかもしれない。
 しかし、前近代の領土や国家に対する認識を安易に持ち込むと困るのは韓国ではないでしょうか。対日本の場合は、よいでしょうが、中国側が漢四郡などを根拠に、朝鮮半島の多くの部分の領有を主張した場合どのように反論するのか興味深い。よくも悪くも高麗朝や朝鮮朝も中国の朝貢国であったわけで、朝鮮半島全体を、かつては「中国」の一部であったと主張する説が、中国から出てきてもおかしくない。(チベット、台湾やベトナムを見よ)
 中国で発売されている「中国歴史地図」の類を見れば、朝鮮半島が中国王朝の領土にされていることがはっきり書かれていることが多いのだ。
 話は変わって、竹島周辺は日米安保条約の対象範囲内になるのでしょうか。尖閣諸島は、対象になるとアメリカは明言していましたが…。

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